今年中国西北部にある新疆ウィグル自治区は、地震の多発する地域の住民の防災能力を高め、住民の住居の条件を改善するため、更に30万戸の耐震家屋を建設する予定を明らかにした。
関係筋によると、新疆の耐震家屋は耐震効果がよく、収入の少ない家庭に適している。ウシ県で今年2月15日マグニチュード6.2の地震が発生したが、2000戸あまりの耐震家屋はその影響を受けていないために、この統一の規格に基づいて建てられた耐震家屋は無事であった。
新疆の地震多発地域の農民牧畜民の住居条件は悪く、家屋の耐震レベルも低い。2004年から新疆では耐震低コスト住宅プロジェクトに取り組み、これまですでに18万戸の農民牧畜民は耐震家屋に引っ越すこととなった。
「CRI」より 2005/02/21