台湾の漁船1隻が22日、東中国海の海上で日本側に拿捕されたことについて、漁船が所属する中国台湾・宜蘭蘇澳地区漁会(漁協)と在福岡中国総領事館は24日、法制晩報の取材に対し、日本側に保釈金430万円を支払ったことで乗組員全員が釈放されたことを明らかにした。
宜蘭蘇澳地区漁会の林総幹事によると、漁会は23日、日本側が請求した保釈金430万円をすでに支払ったという。乗組員は現在安全な場所にいて、いずれも元気だという。
在福岡中国総領事館の華僑関係事務担当職員によると、日本側に拿捕された漁業者は、中国台湾籍が3人、中国本土籍が6人(これまで報道された7人ではなかった)の計9人。船主が日本側に保釈金を納めた後、すでに釈放されたという。
「人民網日本語版」2005年2月24日