上海市衛生局が27日に発表した最新統計データによると、上海市居住者の昨年の平均寿命は80.29歳だった。妊産婦の死亡は10万人あたり10.79人、乳児の死亡は1千人あたり3.78人だった。上海市の昨年の平均寿命は2003年の79.8歳よりわずかに上昇した。上海市では昨年、新型肺炎SARSや高病原性鳥インフルエンザの人への感染などは確認されず、A型肝炎、コレラ、インフルエンザなどの大きな流行もなかった。
上海市衛生局によると、同市の3600の居民委員会はこれまでにコミュニティごとの健康相談所を設立し、健康促進を目的とした市レベルの教育施設48カ所を設立し、コミュニティにおける健康促進のためのネットワークも基本的に構築した。今年は健康促進を目的とした教育施設をさらに設立し、より多くの市民をここで学ばせ、健康・衛生意識と平均寿命の向上を図る計画。
「人民網日本語版」2005年2月28日