国家品質監督検査検疫総局の葛志栄副局長は1日北京で、「有害生物や疫病の流入と流出を厳格に防ぐため、中国は出入国の際の検査・検疫を強化している」と強調した。
葛志栄副局長は国務院報道弁公室が当日開いた記者会見で、「昨年中国の検査・検疫機関は入国貨物に対する検査・検疫を通じて、1万6000回にわたって動植物性疫病状態にある貨物を押収し、出入国者の中からエイズウイルス感染者を539人を検出した」と述べた。
葛志栄副局長は、「今後検査・検疫を通じて伝染病の抑制を一層強化し、エイズ、ペスト、マラリア、デング熱などの伝染病の流入と流出を重点的に取り組んでいく」と強調した。
「CRI」より2005年3月1日