中国科学院第1回国際学術フォーラムが1日、北京で開幕した。今回のフォーラムのテーマは「2004~2005年のラテンアメリカ」で、中国科学院ラテンアメリカ研究所、中国現代国際関係研究所などから来た100人余りの専門家や学者が去年のラテンアメリカの情勢を分析し、検討した。キューバ、メキシコ、チリ、アルゼンチンなど4ヶ国の中国大使も招きに応じてフォーラムで学術公演を行い、それぞれの国の当面の政治経済情勢や対外政策を説明した。
学者たちは、「中国経済の急速な成長は引き続き、ラテンアメリカの対中輸出や投資を推し進め、より多くのラテンアメリカの国が、中国の発展は脅威ではなく、一種のチャンスだと見るようになっており、中国とラテンアメリカの関係を強化することにより深い興味を示すようになってきた」と指摘した。
「CRI」より2005年3月2日