液化天然ガス(LNG)を使用した省エネ・環境配慮型のバス2台が2日、1カ月にわたる調整を終え、湖南省長沙市の路線バスに正式に導入された。
大気汚染を抑え、都市部の大気環境改善を図るため、国家科学技術部は、第10次五カ年計画(2001~2005年)の一環として、研究プロジェクト「クリーン自動車の重要技術研究開発およびモデル応用」を実施している。今回導入されたLNGバス2台は、このプロジェクトにより開発された製品だ。
液化天然ガスを燃料に使用する自動車は、ガソリン・ディーゼル車に比べ、排ガスに含まれる炭化水素を約70%、一酸化炭素を約90%、窒素酸化物を約30%、二酸化炭素を約20%減らすことができる。
「人民網日本語版」2005年3月3日