上海では、献血車16台が登場した2002年3月16日以来、無償献血の件数が毎年のように伸びている。2002年は7万744人、2003年は9万3881人、2004年は10万5384人。今年は1~2月で1万7376人が参加した。
上海では昨年、医療臨床用に使用された血液のうち、無償献血の比率が史上最高の29.2%に達した。最近は結婚記念日、成人の仲間入りをする18歳の誕生日、軍人の退役日、その他の休祝日を選んで献血することが流行しつつある。夫婦が手をつないで献血に出かけたり、仲間と待ち合わせて一緒に献血するケースも珍しくない。
上海市は今年、医療臨床用の血液に占める無償献血の割合を50%に引き上げる目標を打ち出した。無償献血を奨励し、医療臨床用血液の需要を満たすために、従来の採血センター30カ所に加え、今年上半期には10カ所を新設する計画だ。
「人民網日本語版」2005年3月8日