中央気象台の8日の予報によると、西シベリアから南東方向へ移動する寒気の影響を受け、新疆ウイグル自治区、西北地方東部の大部分、華北地方、遼寧省、山東省の北・中部などでは8日夜から10日昼にかけて、風力5~6(風速8~13.8メートル)の強風が吹くもようだ。同気象台は気温低下の注意報を発令し、注意を呼びかけている。
中でも、新疆北部と内蒙古自治区中西部の一部地域、渤海沿岸・黄海沿岸の北部では、風力7~8(風速13.9~20.7メートル)の風となり、内蒙古自治区中・西部、甘粛省西部、寧夏回族自治区北部、陝西省北部の一部地域では黄砂が舞い、局地的に砂嵐となる見込み。
新疆北部、甘粛省の大部分、寧夏、陝西省中北部、内蒙古中西部、山西省、河北省、北京市、天津市、遼寧省、山東省中北部では気温が6~10度低下する見通し。一部地域では12~16度、局地的には約18度の低下になると予想される。
中央気象台は強風、気温低下、黄砂による被害防止のため、注意を呼びかけている。
「人民網日本語版」2005年3月9日