中国と日本の女性による合同登山チームが3~6月、世界最高峰の珠穆朗瑪(チョモランマ、エベレスト)の登頂に挑戦する。女性だけのチームによる挑戦は世界で初めて。
同登山活動はチョモランマへの女性初登頂30周年を記念して行われる。1975年5月、中国の潘多さんと日本の田部井淳子さんがそれぞれ北稜と南稜から登頂に成功し、女性初登頂を果たした。
登攀への準備作業を担当する西蔵(チベット)自治区体育局の張江援副局長によると、チーム隊員は3月末に同自治区拉薩(ラサ)市に集合し、5月中旬以降に登攀を開始する予定。
中国からは西蔵自治区女性登山隊の隊員4人が登頂挑戦に加わる。4人は全員が近年すでに登頂に成功しており、豊富な経験を持っている。
「人民網日本語版」2005年3月10日