日本の最高検察庁にあたる中国最高人民検察院の王振川副検察長は9日北京で「中国は海外に逃亡した汚職官僚の逮捕に一層力を入れていく」と表明した。
王振川副検察長は、「今後、中国の関連機構が海外逃亡中の容疑者を追跡し逮捕する際、自国の法律を遵守すると同時に、その国と地域の法律をも尊重し、関連の国際条例と国際規則を遵守していく。この他、中国は法律に通暁し、外国語が堪能し、追跡と逮捕などについての専門知識を身に付けた人材の養成に力を入れていく」と述べた。
ここ数年、中国は国際司法協力を強化し、海外逃亡中の容疑者に追跡と逮捕で多くの国と協力メカニズムと不正取得金品押収メカニズムを構築した。
なお、昨年不正所得金をもって海外に逃亡していた一部の容疑者は逮捕されている。
「CRI」より2005年3月10日