河南省の駐馬店市など4市が、クリントン財団からこのほど寄贈されたエイズ治療薬の使用対象者の選定作業を開始した。同4市は、管轄地域内でエイズウイルスに感染した子供から、条件を満たす治療対象者を選ぶ。河南省疾病予防抑制センターが15日明らかにした。
クリントン前米大統領は2月の訪中時に、中国衛生部との協定に調印し、クリントン財団がエイズ治療薬を中国に寄贈することが決定した。これより前、衛生部とクリントン前大統領は合意書に調印し、クリントン財団がエイズ治療とケアのための技術・資金提供を行い、中国でのエイズ治療・予防の関連プロジェクトを支援することが決定している。クリントン財団が児童向けエイズ治療薬を寄贈した地域は、河南省、雲南省、安徽省など。
「人民網日本語版」2005年3月16日