韓国外交通商省の潘基文長官は16日、日本の歴史教科書が歴史を歪曲している問題について「日本政府と国民は(日本が韓国を)植民地にした歴史を正しく知って未来へ向かうための努力を払うべきであり、次代に事実と異なる内容を伝えるべきではない」と表明した。
潘長官は同日の記者会見で「日本の扶桑社による歴史教科書の内容は4年前と比べてさらに後退しており、韓国政府と国民を失望させた。韓国政府は日本政府が今回の歴史教科書検定で歴史に対する反省と謝罪の姿勢を表し、韓国政府と共に韓日両国の真の和解に向けた努力に応じることを期待する」と語った。
「人民網日本語版」2005年3月17日