最近、広東省の一部地区で蟻の一種である火蟻に咬まれる事件が発生したことに対して、衛生部は21日、事件の監督観測と予防に緊急に取り組んでいる。
関係筋によると、火蟻は南アフリカに生息しており、これに咬まれると激しい痛みを感じ、アレルギー体質の人はアレルギー性意識不明反応を起こす可能性もあり、重症になると死に至るという。中国農業部はすでにこれを厳格な検疫が必要な有害生物に定めている。
中国衛生部もすでに、火蟻の被害を受けている地区の衛生部門に、住民の咬まれた状況を監督し報告するようとの通知を出した一方、まだ発見されていない地区の衛生部門には、事前に監督観測準備を整え、必要な技術研修を行うよう指示した。
「CRI」より2005/03/22