旧日本軍731部隊の細菌戦の被害者による対日訴訟の最終陳述が22日、日本・東京高等裁判所で行われた。原告代表団は同日東京でデモ行進を行い、日本政府に対して歴史の事実を直視し、被害者の状況を真剣に調査し、細菌戦の被害者に謝罪と賠償を行うよう求めた。
デモ行進に参加したのは、細菌戦の被害者の調査を行う中国の団体代表者、細菌戦被害者連絡会の代表者、同訴訟の原告弁護団など。日本政府機関が集中する東京・霞ヶ関でデモ行進を行った。デモ行進の後、中日両国の関係者は国会衆議院議員会館で報告会を行った。
原告弁護団の土屋弁護士は東京高等裁判所への書簡で、「歴史を正確に認識し、罪を認め、許しを請い賠償を行うことは、当然のことだ」と述べた。
「人民網日本語版」2005年3月23日