ウィーンで本部を設けている国際新聞編集者協会(IPI)は22日発表した報告で、「2004年に全世界ではあわせて78人の記者が殉職し、ここ5年来最も人数の多い一年である」と発表した。
この報告は「この78人の記者の殉職地は全世界の26の国と地域に分布しており、その中で、イラクとフィリピンが最も多い」と述べるとともに、「一部の国で報道記者への保護状態が悪く、特に記者を殺害した犯人に対して法によって処罰できないことは、記者たちの命が保障されない重要な原因となっている」と非難している。
「CRI」より 2005年3月23日