北京五輪組織委員会は28日、第52回執行委員会会議を開催し、「北京2008年オリンピック文化活動全体計画」、「第29回五輪組織委員会研修活動に関する指導意見」を検討した上で、原則可決した。同委の劉淇主席(北京市党委員会書記)は会議で、「北京オリンピックに関する各文化活動においては、『節約型五輪』の原則を貫き、大衆向けのスポーツ活動多数開催し、文化的五輪の理念を際だたせなければならない」と強調した。
「北京2008年オリンピック文化活動全体計画」の内容に基づき、2005~08年に行われる五輪関連の文化イベントは、一つの全体像としてプランニングされ、中でも五輪文化広場、芸能公演、五輪関連展示会、フォーラム、文学出版、映画、大衆向けスポーツ活動、五輪関連の創作活動、国際青年交流ーーに重点が置かれる。
「第29回オリンピック組織委員会の研修活動に関する指導意見」は、国際オリンピック委員会(IOC)など関係各方面の提案を聴取し、2000年シドニー五輪と2004年アテネ五輪の経験を土台に作成された。研修活動の主な対象は、五輪大会やパラリンピックの準備・運営に直接携わるスタッフ、ボランティア(約8~10万人)、契約企業からの派遣スタッフ(約10万人)で、合わせて約20万人に上る見込み。
「人民網日本語版」2005年3月29日