ACニールセン(ACNielsen)による最新グローバル睡眠習慣調査によると、中国内陸アンケート回答者の1/4が0時過ぎに就寝し、2/3弱の人が早朝7時前に起きている。「習慣」と「勤務時間」は中国人の睡眠時間を決定する最大の要素となっている。
中国大陸では、0時を過ぎて就寝する人が1/4、22時~23時に就寝する人が1/4、23時~24時に就寝する人が40%を占め、わずか1/10の人が22時前に就寝している。台湾では0時過ぎに寝る人の比率は69%、香港地区では66%である。
さらに、20歳~30歳の若者が夜の生活の主役であることが明白となっている。ACニールセン中国地区責任者グレン氏の分析によると、「24時間サービスが増えるにつれて、24時間コンビニストアの重要性は益々顕著になり、更にインターネットの普及により、中国人の就寝時間は徐々に遅くなり、日が上れば働き、日暮れに就寝するという伝統生活習慣に変化が起きている」と分析している。
また、中国大陸アンケート回答者の58%が朝7時前に、32%が7時~8時の間に起きており、3%の人だけが9時以降に起きている。
グレン氏は、「時間配分面で、中国人は仕事と家庭の間のバランスを求めた結果、非睡眠時間が徐々に延長し、贅沢な8時間睡眠或いはもっと早く就寝することが難しくなってきている。人々は徐々に短時間睡眠に慣れてきて、体内時計もこれとともに調整されている」と分析している。
中国人の睡眠時間の決定要素は何だろう?調査によると、62%の中国人アンケート回答者は「習慣」が主な要素であり、40%の人は「勤務時間」が睡眠時間を決定していると答えている。特に、20歳~40歳の人にとっては、「勤務時間」が最も彼らの睡眠時間を影響している。
「チャイナネット」2005/03/31