衛生部は30日、今年3月から全国でエイズに関するオンライン報告システムをスタートしたと発表した。
エイズについての報告の質と適時性を高めるため、衛生部は「中国疾病予防コントロール情報システム」のプラットフォームを土台に、エイズのオンライン報告情報システムを構築した。また関連作業を規範化するため、「エイズ感染情報報告管理規範」草案を制定した。
同規範が提出するプランは次の通り。各級各種の医療機関や疾病予防コントロール機関、血液バンクなどにエイズ関連情報の報告を義務づけ、これらの機関・部門に勤務するすべての医療関係者や医学検査担当者、疾病対策担当者、コミュニティ衛生サービス関係者、郷・村の医師、個人開業医をすべて報告責任者とする。報告する症例はエイズウイルスの感染とエイズ発病。同時に各県・区レベルの疾病対策機関が、感染者には半年ごと、発病者には3カ月ごとの訪問指導を行い、「エイズ個別訪問指導表」の記入・報告を担当する。
「人民網日本語版」2005年3月31日