中国国務院の温家宝総理は4月11日午前中にインドのシン首相と3時間にわたって重要な会談を行った。会談後に調印された「中国・インド共同声明」は、双方は「平和・繁栄を目指す戦略パートナーシップを構築する」ことを明らかにしている。また、両国政府は各分野で「互恵・協力」の友好関係をさらに促進することについて、一連の共通認識に達した。両国政府は「中国・インド国境問題の解決に向けた政治指導原則」にも調印した。会談の中で、シン首相はインド政府と国民を代表して、温家宝総理のインド訪問に対して熱情あふれる歓迎の意を表し、「2005年は中国とインドの国交樹立55周年にあたる年であり、温家宝総理がこの時点にインドを訪問し、協力関係をめぐって行った双方の話し合いは深遠な意義をもつものである。温総理のインド訪問は両国関係の一里塚となるものである」と語った。
「チャイナネット」 2005/04/12