重慶市ではこのほど、温泉観光業の発展要綱が発表され、市内、郊外にある13ヶ所の温泉資源に恵まれている地域で、温泉観光を発展させることを明らかにした。
重慶市の温泉資源はそれぞれの特色があり、大まかに分けると、生態型の温泉8ヵ所、レジャー型の温泉6ヵ所、歴史文化のゆかりの温泉4ヵ所、少数民族の色彩に富む温泉が5ヵ所、庭園型の温泉が2ヵ所、保健型の温泉が1ヵ所となっている。
重慶市では、地熱資源が存在する地域は10000平方キロに達し、温泉資源も非常に豊かで、40ヵ所の温泉が探査で確認されており、そのうちの20カ所がすでに利用されるようになっており、1日あたりの温泉の噴出量は5万立方メートルに達している。今回の発展要綱によると、2007年までに、温泉観光に訪れる観光客は年あたり15%以上伸び、2010年までには18%伸びて、温泉観光の産業化させることになっている。
「チャイナネット」2005年4月13日