中国社会調査所はこのほど、日本の歴史教科書検定をめぐる問題について、電話での世論調査を行った。調査対象は、北京、上海、広州、南京、瀋陽、武漢、長沙、貴陽、西寧などの市民1千人。
11日に発表された調査結果によると、日本政府のやり方について、「歴史を著しくわい曲している」との回答が93%の割合を占めた。「中国の国民の感情をひどく傷つけた。中国の国民感情に対する蔑視、侮辱だ」との回答は96%に達した。
また、回答者の81%が「日本政府のやり方は、公然とした世界平和への挑発であり、世界平和や調和を破壊する歴史的罪人だ。もし独断専行するなら、自業自得の結果を招くのは必至だ」としている。
「是非を混同し、白黒を倒錯した自らの行為に対し、日本政府が徹底的に反省し、謝罪するよう求める」との意見は97%を占めた。
「人民網日本語版」2005年4月12日