鉄道部の劉志軍部長は12日、青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ「青蔵鉄道」が年内にも敷設工事を完了して全線が開通し、来年7月1日から試運転を開始する見込みであると述べた。
青蔵鉄道は2001年の着工から04年末までの間に、投資額は累計198億元、軌道敷設距離は743キロに達し、工事全体の67%が完了した。また全線の基礎、橋梁の排水管、トンネル建設などの主要工事がほぼ終了し、軌道敷設・架橋工事の3分の2が完了した。難度の高い工事や重点工事全32項目のうち29項目が完了し、残り3項目の▽拉薩(ラサ)河大橋建設▽残りの軌道敷設・架橋工事▽拉薩駅舎建設工事――も順調だ。
青蔵鉄道は完成後、海抜、総延長、凍土通過距離ともに世界最高の高山鉄道となる。総延長1142キロのうち、海抜4千メートル以上の区間は960キロに達する。
「人民網日本語版」2005年4月13日