国家観光局の顧朝曦副局長は19日、澳門(マカオ)で開かれた第54回太平洋アジア旅行協会年次総会のフォーラム「中国之窓」に出席、中国大陸部からの観光客を受け入れる国・地域が今年末までに100に増えることを明らかにした。
4月1日現在、中国大陸部からの団体旅行を受け入れいている国・地域は64カ所(欧州30カ所、アジア18カ所、アフリカ10カ所、オセアニア3カ所、米大陸1カ所、香港、澳門)。中国大陸部では、1997年に一般住民の観光目的での外部への渡航が認められるようになった。当時、渡航先はタイ、シンガポール、マレーシア、フィリピンの4カ国と、香港・澳門で、年間の渡航者はわずか532万人だった。
「人民網日本語版」2005年4月20日