パンチェン・ラマ11世ギャンツ・ノルブがわずか5歳で即位してから10年。その生活、学習状況はどうなのか――。パンチェン・ラマ11世はこのほど、居所で中央電視台(中央テレビ、CCTV)のインタビューに応じた。
――転生霊童(転生した生き仏)を探す人々があなたの家に到着した時のことを覚えているか。
扎什倫布(タルシンポ)寺の高僧である辺巴阿欽らがわが家に来たことなど、大体覚えている。
――あなたが転生霊童であり、「金瓶掣簽」(くじ)により、最終的にパンチェン・ラマの転生と認定されたことを聞かされた時、どう思ったか。
今、重大な歴史的使命が私の肩にかかったと感じる。他の思いはない。歴史の重責が私の肩にかかっている。
「人民網日本語版」2005年4月20日