北京市の通信会社・北京網通の公衆電話管理部門が19日明らかにしたところによると、同社は北京市内の通信ケーブル未開通地域に、中国版PHS「小霊通」の通信網を利用した公衆電話ボックス200台を設置した。この電話ボックスの特徴は、ボックス上部に設置されたソーラーパネルでバッテリーを充電できることだ。
ボックスは当初、普通の電池を使用していたが、利用頻度が高い時は2日ごとに電池を交換することもあった。このため、北京網通は電話ボックス製造元との協力で、充電用のソーラーパネルを設置。電池交換は週に一度となり、コスト削減につながっている。
「人民網日本語版」2005年4月21日