4月26日は世界知的財産権デーだ。国家知識産権局、全国市場経済秩序整頓規範指導チーム弁公室が主催する「知的財産権を守れ――われわれは行動している」と題した大規模な共同取材報道キャンペーンが北京でスタートした。
同日開かれたキャンペーンの始動式では、人民日報社、新華社、中央電視台(中央テレビ、CCTV)など国営系メディア、中国知識産権報社など専門紙の記者などで構成された取材団を乗せた車が一斉に出発。記者らは、「知的財産権を保護し、創造の発展を促進する」をテーマに、全国300以上の都市を取材する。同キャンペーンは国務院の知財保護特別活動の一環として、年末まで続けられる。また、知財専門家の顧問団も記者チームに協力。フォーラムや座談会の開催、情報提供などを行い、知財戦略という角度から、地方や企業の発展をサポートする。
人民日報社、新華通訊社、光明日報社、経済日報社、中央人民広播電台(ラジオ局)、中央電視台など国営系メディア6社は、キャンペーン始動式で、「知的財産権の視点から、われわれの生存と発展に注目しよう」と全国のメディアに呼びかけ、今後の広報活動や報道の中で、独創的な視点で知的財産権や自主創造に注目し続け、自主創造や知的財産権の獲得をめぐる共通認識の形成に役立てるよう求めた。
「人民網日本語版」2005年4月27日