台湾のテレビ局最大手TVBSの世論調査によると、中国国民党の連戦主席の大陸部訪問について、「両岸(大陸部と台湾)関係の発展に役立つ」との答えは46%、「役立たない」は31%だった。地域別の結果を交えた分析によると、注目すべき点として、雲嘉南地区で「役立たない」との回答の比率が「役立つ」を上回ったほかは、台湾の多くの市民が訪問を前向きにとらえている。
民進党支持者が多い高屏澎地区でも、連主席の大陸部訪問を肯定する意見が47%を占めた。さらに、「連主席が今回の訪問で台湾の利益を売るような行為をするかという心配はあるか」との質問には、「心配しない」との意見が63%、「心配する」が23%だった。
「人民網日本語版」2005年4月28日