江西省カン州市章貢区は03年から、教育リソースの整理を進めている。同区の遠隔地にある山村・蛤湖村では、教師が1人しかいない学校などを含む9つの校区を統合し、寄宿学校「蛤湖小学校」を設立した。同小学校には、マルチメディア教室やLL教室など現代的な教学施設、面積2000メートルに上る学生寮などの整備に多額の資金が投入された。
貧困児童に対しては、教科書代など学校に納入する諸費を免除した上で、さらに生活費や寮費を補助する「両免両補」を実施している。現在、山村のごく普通の小学校でありながら、児童300人余りが都市部と同レベルの教育を受けている。
(カン州の「カン」は左が「章」、右は「夂」の下に「貢」)
「人民網日本語版」2005年4月28日