「中国小中高校エコロジー教育行動」プロジェクトの第3段階が28日、正式にスタートした。同プロジェクトは、環境保護や持続可能な発展に関する教育を中国の正規教育システムに組み込み、2億人の小中高校生が学ぶ普通カリキュラムの中で有機的なつながりをもたせることを目指している。
同「教育行動」は教育部、世界自然保護基金(WWF)、英国の大手ガソリンスタンド小売会社・BP社が1997年に共同発起した。現在までに2段階の事業を成功させ、活動の範囲を全国17省・自治区・直轄市に広げ、高等師範学校12校に環境教育研究センターを設立して、3千人を超える教育研究員を養成した。28日スタートした第3段階事業では、「小中高校環境教育実施指針」の全国規模での推進と、小中高校生の環境保護意識の早期確立を重点にすえる。
「人民網日本語版」2005年4月29日