海峡両岸関係協会の汪道涵会長が2日上海で、中国国民党の連戦主席の一行と会見した。
席上、汪道涵会長は、「ここ20数年来、われわれは台湾海峡両岸の関係を改善し発展させたいという願いをずっと抱き、海峡両岸の民間往来の発展と政治関係の改善のため苦しい努力を続けてきた。海峡両岸には政治的相違があるものの、両岸の同胞はいずれも中国人であり、同じ血縁と文化はわれわれを一つに結びつけていることから、両岸関係の平和と発展を促し、協力と共栄の道を歩み、中華民族の麗しい未来に寄与すべきだ」と語った。
汪道涵会長はまた、「われわれは、『一つの中国』の原則を示す『92年の共通認識』を承認し、『台湾独立』に反対する国民党を含む台湾の各党派、各団体、及び各界の有識者と共に努力し、海峡両岸関係の安定した発展を促していきたい」との姿勢を示した。
「CRI」より 2005/05/02