遼寧省瀋陽市の工作機械メーカー・中捷友誼廠の敷地内には、古い建物が数棟残されている。床はぼろぼろで、廊下は狭く、窓も小さい。
これらの建物は、旧日本軍が第2次世界大戦中に設置した捕虜収容所で、研究者は「東洋のアウシュビッツ」とも呼ぶ。かつては米国人、英国人、オランダ人、オーストラリア人の捕虜合わせて2千人余りが収容されていた。現在、後世の人が犠牲者を慰霊するための記念館建設に向け、大規模な修繕工事が行われている。
写真(右):当時の捕虜が収容所で撮影した写真
「人民網日本語版」2005年5月11日