国家発展改革委員会は14日、中国第10次五カ年計画の国内総生産(GDP)と1人当たりGDPの目標が、すでに1年前倒しで達成されたことを明らかにした。
2005年は第10次五カ年計画(2001~2005年)の最後の1年にあたる。第10次五カ年計画のGDP目標は、12兆5千億元、1人当たりGDPの目標は9400元。中国は2004年、GDP13兆6500億元、1人当たりGDP1万元を達成した。
統計によると、2001年から2004年までの4年間、中国のGDPは平均で年間8.6%の成長を記録し、第10次五カ年計画期間の目標である年平均7%を上回った。同4年間、都市人口の可処分所得は目標の年平均5%増に対し、同9.6%増を達成。一方、農村人口の純収入も目標の同5%を達成し、過去約20年間で初めての5%突破となった。
「人民網日本語版」2005年5月15日