中国政府は現在、大陸部の私立239大学(短大に当たる大学専科含む、以下同じ)を統計上の「普通高等教育機関」の中に組み入れ、これら239大学の卒業生に、国公立と同等の正式な学歴資格を認めている。教育部高等教育学会の張晋峰秘書長が、このほど開かれた私立大学の就職事業に関する交流会で明らかにした。
中国大陸部には「大学」と名のつく私立教育機関が数多く設立されているが、卒業生が正式な学歴資格を取得できる学校はその一部にすぎない。
北京市教育委員会の責任者によると、卒業生に正式な学歴資格を与えることのできる市内の私立大学は、すでに10カ所を超える。別の関係筋によると、中国大陸部では現在、大学生に占める私立学校生の割合は、10人のうち1人に達しているという。
「人民網日本語版」2005年5月22日