北京歌華有線公司の何公明副総経理はこのほど記者会見で、北京市のデジタルテレビ放送受信料を3カ月後に発表することを明らかにした。また、国の関連規定に基づいて、北京市の家庭に標準型セットトップボックス(チューナー)を無料設置する方針という。日刊紙「北京青年報」が伝えた。
何副総経理によると、北京のデジタルテレビ放送向けフロントエンドシステムはすでに完備しており、全市各区・県におけるデジタルテレビ放送の環境は整っている。歌華公司はこれ以前、2カ所の団地でデジタルテレビ放送の確認テストを実施している。また、北京のデジタルテレビ放送は、アナログ信号からデジタル信号に移行した37チャンネルのほか、高画質でカスタマイズされた専門24チャンネル、ラジオのステレオ放送16チャンネルの配信体制が整っており、高品質の音響と画質を提供できる。テレビ放送全体のデジタル化が実現すれば、放送可能なチャンネルは100以上に増え、視聴者はより高品質の専門サービスが受けられる。
「人民網日本語版」2005年5月24日