ある調査結果によると、中国のサラリーマン3人家族の約80%の家庭では、子供の月平均の消費額は(お小遣い)は大人のそれを上回っていることが分かった。一部の子供の消費は必要以上のものとなっている。現在の子供の贅沢ぶりは主に次の4つの面に表われている。
第一は、ブランド志向であること。子供の日用品の高級化はますます顕在化になっている。一部の親が安易に子供に高級品を買い与える。
第二は、つねに新しいデザインの商品を買い求めること。一部の文房具店では親がつねに子供のために新しいデザインの文房具を探して買うという現象が際立っている。しかし、これらの新しいデザインの文房具の値段はかなり高いものである。
第三は、西洋志向であること。週末となると、マクドナルドやケンタッキーなどの洋風のファストフード店では、親が子供を連れて食事をする風景をよく見かけるようになっている。
第四は、派手で贅沢を追求すること。日常生活での消費のほか、親が子供の誕生日に誕生パーティを開き、そのパーティの規模も年々大きくなっている。
「CRI」より2005年5月31日