チベット自治区のシバビンツゥ主席がこのほど明らかにしたところによると、中央政府は、今年チベットのインフラ施設プロジェクトに64億元を拠出することになった。これらのプロジェクトは主に自動車道路、電力、飲飲料水などの分野に集中しているという。
北京で開かれた中央民族工作会議に参加したシバビンツゥ主席は、新華社記者のインタビューに答え、「中央政府が拠出する80%の資金は、チベットの農民と牧畜民の生産と生活条件改善に用いる。この64億元の資金は中央政府のチベット地区への投資全部額ではなく、鉄道やその他の一部の大型プロジェクトへの投資額は含まれていない。今年、チベット自治区がインフラ施設の建設で使う資金額は、総額約160億元あまりに達する」と述べた。
「CRI」より2005年5月31日