北京市初の農民田畑学校の開学式は1日、北京郊外の延慶県で行なわれた。30人余りの農民が最初の受講生となった。
農民田畑学校は国連食糧農業機関(FAO)が提唱した農民の研修方法で、校舎やテキスト、専門教師のいない学校である。受講生は皆農民で、専門的な養成訓練を受けたことのある農業技術者が講師を担当し、田畑で授業をする。講師は農民受講生の特徴を応じて授業を行い、農民が生産の中で問題を発見し、その原因を分析し、解決案を制定しこれを実施することを奨励されている。
「CRI」より2005年6月2日