首旅建国飯店管理公司は5日、ホテル経営のエコロジー指針「飯店緑色行動」を全国のホテルに先駆けて実施することを発表した。同公司の13の加盟ホテルが同日、「行動宣言」に調印した。「北京娯楽信報」が伝えた。
首旅集団の張潤鋼副総裁の説明によると、加盟ホテルは13日から次の3点を実施する。
(1)客室のアメニティグッズに、使い捨て歯ブラシなどの消耗品を用意しない。
(2)タオルやシーツは毎日の交換とクリーニングを中止し、衛生的・環境保護を前提としてクリーニング回数を減らす。化学的残留物による人体への影響の軽減、水の節約につなげる。
(3)会議室・客室・ホールのすべての電気製品を効果的に運営管理する。
この活動の実施により、使い捨て消耗品を1日当たり5千個節約できる見込み。活動のマイナス影響も考えられるため、加盟ホテルは、▽宿泊客に事前に通知する、▽客室に説明書きを設置する――などの対策をとり、宿泊客に理解を求める計画だ。
「人民網日本語版」2005年6月6日