イスラエル・ガザ地区のユダヤ人入植地グシュ・カティフで7日、中国人労働者1人がパレスチナ武装勢力の迫撃砲による砲撃に巻き込まれ、死亡した。
在イスラエル中国大使館の範建民参事官によると、死亡した中国人労働者は吉林省出身の畢樹徳さん(45)。
同日の砲撃ではこのほか、パレスチナ人労働者1人が死亡、数人が負傷、うち2人が重傷を負った。
イスラム過激派のパレスチナ・イスラム聖戦(パレスチナ・イスラミック・ジハード、PIJ)は同日、この砲撃を行ったことを宣言した。パレスチナでは、2000年9月の大規模な衝突以来これまで、中国人8人が死亡、12人が負傷している。
「人民網日本語版」2005年6月8日