新疆ウイグル自治区の哈薩克(カザフ)族の暮らす地域では毎年、放牧地を移動する季節になると、遊牧民の移動に合わせ、日用品などを売る商店も移動する。広大な草原特有のこうした商店は、遊牧民から親しみをこめて「草原の移動商店」と呼ばれている。
写真(左):「流動商店」で小麦粉を買う遊牧民=尼勒克県の唐布拉草原で
写真(右):白いテントの傍に立てられた赤い旗。哈薩克(カザフ)族の間では「商店」を示す目印だ。
「人民網日本語版」2005年6月10日