インターネット上の違法・不良情報の通報を受け付けるウェブサイト、「違法・不良情報通報センター」の設立1周年記念式が10日、国務院新聞弁公室で開かれた。
インターネット・ニュース情報サービス工作委員会の劉正栄主任によると、同サイトは昨年6月10日に設立され、これまでに14万3千件以上の通報を受けた。通報内容は、ポルノサイト(67.5%)、邪教の宣伝(4.4%)、インターネットによる詐欺行為(3.4%)、インターネットによる賭博(1.9%)、知的財産権の侵害(1.6%)など。この他、デマや中傷、公共道徳に反する内容の通報もあった。
同センターは通報内容に基づいて調査を行い、関連の司法部門や行政部門に通報1878件の処理を回した。うちポルノサイトに関する通報は1264件、賭博サイトは307件。
市民の通報が反映する目だった問題について、共産党中央委員会と国務院は公安部門を主導として、ポルノサイトの特別取締り活動を全国範囲で展開した。取締り活動によって閉鎖されたポルノサイトは1800以上、処罰を受けた容疑者は400人以上。
「人民網日本語版」2005年6月10日