2008年の北京五輪までに北京市内の路線バスの車体カラーをすべて統一する計画に向けて、インターネット上で行っていた車体デザイン投票が12日で終了した。投票の結果選ばれたのは、青とグレーの9番のデザイン。
このインターネット投票は5月30日~6月12日、同市の交通委員会と運輸管理局のウェブサイトで実施され、市民3万3千人以上が投票に参加した。投票がスタートした当初は、2番のデザイン(赤と白)が最も人気だった。その後、得票ランキングに変動が見られ、12日午後12時の投票終了時には、9番のデザインが得票数1位で、2位のデザイン(赤と白)を1100票上回った。
同市運輸管理局の関係者は、「未来の北京の路線バスの車体カラーは、ひとつのデザインだけにはならないだろう」と話す。最終的には複数のカラーに塗り分ける可能性があるという。関連部門はインターネット投票の結果を受けて、今後専門家の意見を求めるなど選定プロセスを進め、市政府の審査・認可を受けてから最終的な車体カラーを決定する。
「人民網日本語版」2005年6月13日