2005年は中国のブライダル産業発展にとって15年目の年である。中国では、ブライダル産業はすでに無限のビジネスチャンスと明るい将来性に満ちた新興産業の1つとなっている。
都市住民の生活レベルの向上に伴い、若者たちは結婚する際にはよりナウい結婚生活、挙式の個性化、高級化を求め、ロマンチックな、流行を追う結婚消費の傾向がある。中国のブライダル産業は、すでに最も簡単な挙式プロデュースから婚礼関連ブランドの開発にシフトしており、婚礼文化と専門化が重視され、小さな作業場しかない婚礼機構、単一の婚礼サービスから規範化したサービス、規模経営に、そして婚礼サービス企業のそれぞれの自分勝手な経営から関連企業の協力関係の樹立、企業アライアンスの構築へと発展を遂げている。
現在、中国では毎年約1000万カップルの若者が婚姻届を出しており、北京、天津、上海の三大都市だけでも毎年8~10万カップルの若者が婚姻の殿堂に入っている。全国における婚礼関連消費はすでに2500億元規模に達し、婚礼サービス、アルバム撮影、お祝いの品物・婚礼用品、衣裳、美容、アクセサリー、インテリア・家電製品、レストラン・飲食、観光、タバコ・酒・キャンディー類及び不動産、車のレンタル、保険関連などの消費を含むものとなっている。
「チャイナネット」2005年7月18日