四川新華出版公司によって企画、中央公文書館によって整理、中国公文書出版社によって出版される『日本侵華戦犯筆供』(中国侵略日本戦犯の供述書)がこのほど北京で発行された。日本戦犯の供述を系統的に公開したのは中国で始めてのことである。
同書はあわせて10巻からなり、1956年に公開裁判された45人の戦犯が第二次世界大戦の期間に中国を侵略した犯罪事実自ら認めた供述書を収録している。それらの供述をありのままに再現するため、供述の日本語原本と当時の最高人民検察院が日文中訳した訳文原本を写真印刷したものが出版された。同書の出版によって、中国を侵略した日本の悪虐非道の暴行を暴き出すために確固とした豊富な書面の証拠が公開されることになった。
「チャイナネット」2005/08/08