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新疆ウイグル自治区党委員会書記が国内外の記者と会見

8月25日、中国国務院新聞弁公室の催した新聞発表会の席で、中国共産党中央政治局委員、新疆ウイグル自治区(以下は新疆と略)党委員会書記の王楽泉氏は内外の記者に新疆における50年間の建設状況、特に自治区の社会の安定と民族団結の現状について次のように語った。

新疆は1952年から相次いで5つの民族自治州、6つの民族自治県を作り上げた。50年来、国は少数民族の幹部を育成し、選抜し、登用し、各民族人民の真に国の主人公となる権利を保障することを非常に重視してきた。自治区成立の当初、少数民族の幹部はわずか4万6000人しかいなかったが、現在は34万8000人にも達し、新疆の幹部の総人数の52%を占め、解放初期の少数民族幹部総人数の110倍となった。少数民族のさまざまな専門技術者は25万人に達し、新疆の専門技術者総数の56%を占め、解放初期の562倍となった。少数民族の女性幹部は新疆の女性幹部総数の66%以上を占めている。

自治区成立以来、民族自治地方の政府の主な指導者はすべて自治を実施している民族の幹部からなり、少数民族には各クラス人民代表大会における十分な代表権がある。新疆では、各民族の宗教信仰の自由を享有する権利が十分に尊重されており、正常な宗教活動はいずれも法律による保護を受けている。

50年来、新疆の各社会事業は著しい発展を遂げ、各民族人民の生活レベルは絶えず向上している。自治区全体の国有企業・事業体には今や、さまざまな専門技術者48万7000人もおり、新疆の平和解放初期の502倍となった。大まかな統計によると、1990年このかた、自治区クラスの重要な科学研究の成果は合計3600件以上になっている。新疆には現在、一般の大学28校、さまざまな中等職業学校183校、一般中等学校1965校、小学校5451校があり、それぞれ1955年の9.3倍、12.2倍、31.2倍、2.7倍となった。各クラス、各種類の学校の在校生総数は439万9000人で、そのうち少数民族の在校生数は新疆の在校生総数の58%を占めている。学齢児童の入学率は98.79%に達している。新疆のラジオ放送、映画、テレビと新聞出版事業は大きな発展をとげ、ラジオ放送・テレビの人口カバー率はすでに93%にも達している。新疆で出版された図書は166種類から3750種類に増え、新聞は4種類から94種類に増え、各民族の人々の文化生活は日ましに豊富なものになった。人民生活のレベルは着実に向上し、特に改革開放以来の20年間は新疆の各民族の人民大衆が得た実益が最も多く、物質生活レベルの向上が最も速い時期となっている。2004年、新疆の都市部の1人当たりの可処分所得は7503元となり、農民・牧畜民の1人当たりの純収入は2245元となり、それぞれ1978年比23.5倍増と18.8倍増となった。

前世紀90年代に入って以来、世界の大きな環境の影響を受けて、国内外の「3つの勢力」(1、民族分裂主義勢力の首謀者、2、暴力による恐怖犯罪者、3、極端な宗教勢力の中堅分子であり、これらの勢力はわれわれが通常いうところの「3つの勢力」である)は一連の暴力テロ事件を画策し、実行した。ここ数年来、複雑で変化に富む国際環境と新疆における分裂反対闘争の厳しい情勢に直面して、われわれはずっと建設に力を入れることに力を集中すると同時に、ゆるぐことなく民族分裂に反対し、祖国の統一を守り、断固として「3つの勢力」の破壊活動を取り締まり、社会の安定を効果的に守った。現在、新疆では経済が発展をとげ、社会が安定し、民族が団結し、各民族人民が安定した生活を送り、生業にいそしんでいる。

「チャイナネット」2005年8月26日

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