朝鮮半島の核問題を巡る第4回6カ国協議の第2段階会議は、13日北京で再開した。
会議に参加した中国、朝鮮、アメリカ、韓国、ロシア、日本の代表団は、当日午後、再開後初めての団長会議と開き、また再開儀式に参加した。
今回の会議では、朝鮮半島の非核化に関する目標やルートなどについて、各国は踏み込んだ交渉を行うことになっているが、協議再開に先立って、各国代表団ははそれぞれの立場を表明した。
朝鮮代表団のキム・ゲグワン(金桂冠)団長は、「朝鮮は真摯で、誠実な態度で会議に望み、必要とする原則を堅持すると同時に、必要なときに柔軟な態度で対応する」と強調した。
韓国代表団のソグ・ミンソン(宋旻淳)団長は、「各国が柔軟な立場を示してこそ、よい成果が得られる」と表明し、アメリカ代表団のヒル団長は、アメリカ側は朝鮮の立場がある程度変化していることに見てとったと語った。
日本代表団の佐々木賢一郎団長は、「朝鮮はまず全ての核計画と核兵器を放棄しなければならない。これは今回の会議での問題解決に必要な核心である」との見解を示した。
「CRI」より 2005年9月14日