吉林省林業庁によると、同省は近日省内のすべての禽類市場を閉鎖し、禽類の不法取引を取り締まることを要求している。
吉林省は各地の林業部門に野生鳥類に対する観測を組織し、鳥インフルエンザ対策について次のように指示している。
各郷(鎮)の林業ステーション、野生動植物保護ステーション、国有営林場、国有森林工業企業、自然保護区、林業庁が省内に設置している29カ所の観測ステーションで、いったん死因不明の病死した鳥類や症状の鳥が見られる鳥類を発見したなら、直ちに現場を遮断して詳細な記録をとり、方位を的確に見定め、関連部門に報告しなければならないし、情報の隠蔽、欠落、報告の遅延および間違った報告をしてはならない。
省内のすべての禽類市場を閉鎖し、鳥類の不法取引を取り締まる。各クラス林業部門は積極的に林業部門に協力して、鳥類の流通ルートを遮断する。指示に従わず、勝手に行動するものは、厳しく処分する。この時期をチャンスと見なして、野生動物を捕獲する不法行為を厳しく取り締まる。林業部門の木材輸送道路検査ステーションは省内と省外への野生鳥類の輸送を検査する職務の執行にあたり、家禽や鳥類を積み込んだ車両をきびしく検査し、不法な輸送に属するものは断固として差し押さえ、関係部門による処理のため移送しなければならない。
「チャイナネット」2005/11/28