衛生部の高強部長は昨日国務院新聞弁公室が催した記者会見で、衛生部が策定した『エイズ予防治療行動計画(2006~2010年)』は向こう5年間にHIV感染者を150万人以内に抑える、という我が国の目標を明らかにした。
高強部長は我が国のエイズ予防治療における重点を次のように述べた。一、末端幹部の間でエイズ予防治療の重要性、切迫性、難度についての認識を強化し、エイズ予防治療事業の新局面を切り開くこと。二、これに関するキャンペーンを引き続き繰り広げ、社会全体において共同でエイズを予防治療するという良好な雰囲気をつくり出すこと。三、観測と検査を確実に強化し、患者をいちはやく発見する。四、HIV感染者の合法的権益を保護し、効果的な救助措置を着実に実施する。五、行為入り措置を着実に遂行し、HIVの伝播とまん延を効果的に抑制する。六、社会における差別に反対し、HIV感染者の仕事と生活の条件を改善し、社会主義の大家庭の温かさを具現すること。
高強部長はさらに、国際組織の援助の下で、各クラス政府と関連部門および社会全体の協力を経て、中国におけるエイズのまん延の勢いは必ず抑制されるであろうと自信満々に語った。
高強部長はこの記者会見でまた我が国での高病原性鳥インフルエンザの人間に対する感染の予防抑制状況についても記者の質問に答えた。
「チャイナネット」2005/12/01