中国国民党の馬英九主席、連戦栄誉主席、親民党の宋楚瑜、新党の郁慕明主席、台湾海峡交流基金会は24日、それぞれ海峡両岸関係協会に電報や書簡を送り、24日に90歳で死去した汪道涵会長に深い哀悼の意を表した。
馬英九主席は電報の中で、汪道涵会長が両岸関係において重要な役割を果たしたことを高く評価し、「優しくて理性的、創意のある人だった」としている。連戦栄誉主席も、汪道涵会長が両岸関係問題を処理する上で表した風貌と才能、理性、気概を高く評価した。宋楚瑜親民党主席と郁慕明新党主席は、汪道涵会長が両岸問題解決のために払った努力と貢献に敬服と肯定の意を表した。
1993年4月、海峡両岸関係協会の汪道涵会長と台湾の海峡交流基金会の辜振甫董事長のシンガポールでの会談は、両岸関係の発展の歴史的において重要な一歩を踏み出したことを意味している。この会談は「汪辜会談」とも呼ばれる。1998年10月、辜振甫董事長は上海、北京を参観、訪問し、汪道涵会長との間で政治、経済各方面の内容の対話を含む四つの共通認識に達した。
2005年5月2日、来訪の連戦一行と上海で会見
2005年5月8日、来訪の宋楚瑜一行と上海で会見
「チャイナネット」2005/12/26