1月31日、44名の香港の観光客を乗せた観光バスはエジプト南東部で大規模な交通事故に遭い、14人が死亡、その他の人もそれぞれ負傷した。これを受けて、
中国政府の関係部門は香港同胞の救助と善後処理に当たっている。
国務院香港マカオ事務弁公室の報道官は2月1日談話を発表し、今回の事故について、被害者に哀悼の意を示し、その家族と負傷者に慰めの言葉を述べた。また、中央政府の関係部門と海外駐在機関が負傷者の救助と善後策の面で、引き続き香港特別行政区と協力する姿勢を示した。
外交部の孔泉報道官は31日、「国務院は外交部に対し、あらゆる対策を取り、香港同胞を救助するよう指示した。これを受けて、外交部は応急体制の開始を駐エジプト中国大使館や領事館に求め、また事故に遭った香港同胞に緊急救助を提供するようエジプトの関連部門に要望している」と発表した。
呉思科エジプト駐在中国大使及び大使館員は現地時間31日午後、事故現場に向かい、現地の病院へ負傷者を見舞った。呉思科大使は「中国大使館はエジプト側と共に事故の善後処理に尽力する」と述べた。
「CRI」より2006/02/02